月別アーカイブ: 2012年12月

さて、ボーナスの使い道でも。

そんなもんGLP投資法人の一択やろ!未だにGLPを全角にするか半角にするか悩んでるinzaiです、こんばんわ。年末進行もほぼ一段落。大雪のパッカーズ対ライオンズ見ながらまったりしてます。いやー、グダグダのアメフトも味があってよろしい!

GLP、もちろん正式名称は全角なんですが、WORDやEXCEL使うときは半角がデフォルトなので、標記揃っていればいいやないかという勢いを貫きたい。でも自分が上司やったら絶対に「正式名称に揃えろや!」突っ込むやろなと思うと踏み切れない。

このブログもちょくちょく半角と全角がバラつきますが、基本的に最初に出てきた英語の変換をそのまま使ってます。全角のときは違和感あるのですが、だいたいざっと書いてから見直す時に違和感を覚えるので(一つ二つはいいやーと思いながら先に進む)時すでにお寿司ということが圧倒的に多いです。

ちなみにGLPは買いません。だって高いし、業績安定していると思えないし、GLPの本命はどう見てもブラジルだし。いや、それなりにがっちり物流ビジネスやると思いますけど、明日あたりに三井不動産が買収しても驚かない。GLPがどう成長していくか分かりませんが、安定性が魅力のアセットなんだからわざわざ競合が増えつつある日本でやらなくてもいいでしょう。金持ってブイブイ言わせられるエリアに行けばいいだけすわ。

買うなら前回のPOから(全角・・・!)1年以上経過するアドバンス・レジデンスや大和ハウスレジデンシャルの公募増資をまったり待ちたいです。LTV高いこともありちょっと市場でも警戒されてますが、まああれだけ派手に上がればね。あと、金利が逆回転した場合は、いくら負ののれんがあって他の銘柄よりもつぶしが効くとはいえキツイことに変わりなし。住宅系ってオフィスよりもなぜかスプレッド取られるし。

30年以上も寿命が残っている個人の場合は、のんびり待てること自体が武器。キャッシュで置いとけない投信のファンドマネージャー、収益に追われる機関投資家の方々はこの水準でも買い進めないといけないもんなあ。大変です。

別のアセットで言えばなんでしょう。中国株(1322)、ドル建て資源(小麦、ガス)とエマージング株はそれなりの残高になりましたが、これはとりあえずの逆張りがたまたまハマった事例。こういうのって深追いして成功したことはないのでダラダラ利益を伸ばせればそれでいいかと。

証券会社もこの時期は残高積めて幅広い層に売れる商品しか持ってこないので正直つまらない。転換社債とかisharesのフロンティアとか買おうかしらんと企み中。

以上、何の裏付けもなる単なるポジショントークでした。時間取らせてすいません。

【何だかなあ】Bloombergが自作自演でJ-REITの急落を誘う

14時30分過ぎに謎のヘッドラインニュースで「来週の決定会合でJ-REITの買い入れはない模様」の趣旨が流れて、「なんだこれ?Bloombergの打ち間違い?」とかザワザワやってたら、日銀の決定会合の観測記事が流れて、国債関連はマーケット関係者のコメントを流用しているだけなのに、なぜかJ-REITだけはソース不明というか「黒田さんは打てる手は全部打った。来週のJ-REIT増額はない」と言い切っており、それでもマーケットがそれほど動かないでいると、もう一発「J-REIT下落、次の決定会合でJ-REITの増額はないとの報道」という趣旨ヘッドラインで、なんとか前日比-3%で踏ん張っていたマーケットは大崩れ。

報道された、って報道したのお前やろ!とマーケット関係者が突っ込み続けた15分でしたが、なんかマーケットが事実確認する時間のないタイミングでのリリースと言い、日銀がサイレント期間にはいってるかどうかのギリギリのスケジュールと言い、なんか違和感ばりばりの記事でした。

引け後に「関係者が」という文言が追加されて、記事の体裁を保ったものの、情報操作された感がとても強い。引け後に発表すれば良いじゃねえか、と。そんなんだから(ry

ただ、正直なところ、来週の決定会合は期待薄。一部では他のアセットとともに拡大するとか言われており、そういうシナリオならありえなくもないが、ここまでの日銀(というか黒田さん)の行動を見ていると言ったことを撤回することはないし、下の人もそこは筋を通すんじゃないかなと思います。安部さんあたりが言ってくれない限りだめでしょうね。思ったより不動産現物の価格が鈍いので、ひょっとしたら消費税増税は目先あきらめたかもしれませんね。

トンネル事故、インフラ再建民営化プロジェクトの難しさ

こういう事故が起きるといつも思い出すのが、億の近道という金融メルマガで執筆されていた某FMのコラム。まぐまぐの殿堂メルマガなのでご存じの方も多いかもしれません。

ふとした縁もあり、一読者というよりももっと近いところでこのメルマガに関わっていたため、今となってはあの方がペンネームで書いてたか本名だったか記憶があいまいなので「某」とぼやかしますが、阪神大震災の時の感情を書き綴っていたことがとても印象的でした。

阪神大震災後の株式市場。

当たり前のようにS高を付けるゼネコン株。

そこには人間としての温かみは感じられない。

自分が嘆いても何も変わらないのは分かっている。

人それぞれの立場があり、それをたた全うしているだけとは理解している。

でも、それがあるべき姿と言わんばかりのマーケットに憤りと情けなさを感じる。

こんな形の存在が未来永劫残るわけない。

全文は覚えてませんが「へー、こんなことを言う人がいるんだー」とちょっとした被災者としては妙に心に残っております。同時に「そういう感情を持ちながら逃げることの許されないファンドマネージャーという仕事の歪さ」みたいなものも引っかかっていたり(このFM含めて)。

ご多分に漏れず私の朝イチの板にはJ-REIT銘柄なんぞは一つもなく、全部ゼネコン、土木が占めてましたが、感じたのはマーケットは正常だな、という安心感と勝手に盛り上がって勝手に冷めていく虚しさ、といったところでしょうか。なかなかその境地まで達してません。

しっかし、こういうのを見るとあれですね(いつも通りのテンションで)。

従前から主張してますが、公共インフラの民営化なんてのが声高に叫ばれてますが溜まったもんじゃありませんね。そもそも国がやって上手くいかなかったものを反省点も何も整理しないまま「ここから先は民営化のノウハウ活かしてやってねー」というのは無茶ぶりもいいところです。

事業会社が魔法使えるならまだしも、やらなきゃ会社が潰れるからやらざるを得ないだけ。それがあたかもノウハウという安易な言葉で誤魔化されてもねえ。いや、新しいプロジェクトならやりますよ。既存の三セクや公共インフラを公正な競争にさらして強いものだけが生き残る世界にしてくれれば大手はみんなやるでしょう。

でもそうならないのは目に見えてますもん。1からやり直すにはもう先に進み過ぎた。半分くらい捨てなきゃどうにもならん。とりあえず神戸と静岡と茨城の空港は捨てよう。それからだ。

中日本高速道路ってあれですよね。社員が業者から4億円もらってた件で脱税のニュースがありましたよね。そもそも4億円とかいうとてつもない額をもらって涼しい顔しているのがおかしい。よっぽど慣習化してなければ普通は1億円くらいで怖くなるもんだと思います。そういう世界が存在している時点で、もう色々とダメなんだろうなあと思ってしまいます。

駄目だ駄目だといってばかりで何一つ建設的なことを書いてませんが、このブログは一平凡な個人が死に物狂いで何とか生き延びようとするブログです。蹴落とすことはしませんが、手も差し伸べない。そんな感じでございます。