月別アーカイブ: 2013年12月

よし、絶不調です

12月に入ってからポジショントークばっかりですが、要はそれだけ悩みまくりです。頭で考えるところと気持ちのところと自分の投資ルールのところがしっくり来ません。ポジションをクローズさせても良い(というか閉じるべき)データがあるものの、トレンドには逆らないというルールがあり、気持ちとしてはちょっと休みたい、でもボラティリティはしばらく高そうなんで休むことは許されないという感じ。

 

もやもやしたまま、ポジション持ってたら雇用統計があんな感じでドカーンと上がったので、自分の気持ちを無視してルール通りにポジション維持てて良かったといえば良かったのですが、押し目入れられなかったという意味ではアカン。でも、正直、今年は勇気持って押し目入れた回数は過去最高、正直、今年はもういいかなあというくらい勝負した。でも一年の節目なんで自分の中での区切り以外何の意味もないんですけどねー。

 

J-REITは年内どうなるかぶっちゃけよく分りません。J-REIT買うなら東証マザーズ買っとけばまだいけるんじゃないか?と思いますが、1月入ったら空気変わると思ってます。NISAは期待半分ですが、日銀は買入枠復活するし、あとは主要銘柄のエクイティファイナンスで良い物件をガシガシ買ってくれれば、1月はいける、そして2月、3月は折れるそんなイメージです。最近のはずれっぷりを考えると、もう一旦頭からっぽにした方がいい気もする。

 

とりあえず明日は勇気をもって利食いしよう(反省の色なし)

もうすぐアクティビアと平和不動産リートの公募増資です

タグが一つしかないと複数REITについて書くとき悩みます。ブログ始めて何年経っても慣れません。inzaiです。こんばんわ。

 

いやー、どっちも「らしい」公募増資ですよね。物件にしろ、サイズにしろ。期待を裏切らないというか背伸びしないというか。締切直前なんで滅多ことは言いたくないのですが、予想からほとんどブレないという意味では、きっちりしてます。平和不動産リートがTK出資した物件を買わないのは、期限の問題なのか、いまの株価水準ではちと苦しい利回りの都心物件なのか。無担保になりますし、次のステップに温存しておくのでしょうか。ここはポートフォリオ全体でみるとまあ悪くないのですが如何せん含み損が大きな物件が多いので評価が難しい。含み益の大きな物件でカバーしてるのですが、もし、万が一市況悪化した場合に苦しい、というかいくつかは負ののれんで減損せざるをえないかなと。今後数年間の課題なんで何とか対応はすると思いますが、ストレスに弱いのがこの利回りに表れているのかなと。

 

それより、さっき発表されたADPはちょい強めでしたね。大きな山・谷あったマーケットですが、債券市場に続いて株式市場も本格的な調整モードに入りつつあるのでしょうか。ラリーが続いている間は降りたくなくても、最終列車はあっという間に行ってしまうのでどうしたものか。今年はもう十分稼いだしここらで休みたいのが本音。でも休みたくない。ってか今まできっちり先を見据えたまま休めたことなんてないので利食い千人力と割り切るのもなあ。昨日、日経平均とかちょろっと売ったら、今日はこんなマーケットで躊躇したことを後悔しそうな感じではありますが、ほぼポジションニュートラルなんで、ぐぬぬという感じです。

ジャパンホテルリートが5万円突破!&おっぱい丸出しサンタコスプレ

やっぱサンタコスは外人に限りますよね。inzaiです。こんばんわ。17枚のもサンタ画像はほんま癒されます。

 

さて今日もジャパンホテルリートが絶好調です。節目になりそうな5万円を一気に突き抜けました。星野リゾートの上方修正も材料視されたのかもしれませんが、月次開示を見ている限り上方修正間違いなしってかそもそも配当金は2000円くらいの水準を織り込んでいるのがマーケットコンセンサスでしょうが、そろそろ売るかって思ってもすごい勢いで買い指値が入るので怖くてなかなか降りれない、ひょっとして来年2200円くらいいっちゃうの?って勢いなんですが、でもジャパンホテルリートのファンダメンタルズが上向き始めのって昨年11月からなんで11月の月次開示ってちょっと心配なんですがひょっとしてそんな心配してるのは私だけなんでしょうか。

 

発表ベースの利回り水準だけで言えば住宅REITはとっくの昔に、そしてユナイテッドアーバンもオリックス、フロンティアを抜かし、産業ファンド、日ロジ、GLPも視野に入ってきました。

 

手前味噌ですが、ジャパンホテルリートはオヌヌメランキング上位の常連でした。最近の(と言っても1月だよ!)オヌヌメでも、大和ハウスリート、アクティビア、ジャパンホテルリート、プレミア、グローバルワンとランクイン。この時は利回り7.4%だったんですよね。大和ハウスリートは公募増資しなかったのが超意外、外部成長がゼロだったのでその分アンダーパフォームしてます。あとはまあまあなのかしらん。正直なところ中堅オフィスリートがここまで躍進するとは思ってなかったです。特にユナイテッドアーバンには謝らないといけない。森ヒルズリートと合わせて昨年中盤ではオヌヌメトップ常連だったのですが、上昇一巡感もありつつ配当利回りもと考えるとどうかなと思ったのですが、強烈に買われました。トップ、グローバルワンはもっと早めに手を打ってくると思ってましたが、この2つが策を打ち出すのが遅かったのも意外でした。

 

年末にまとめて色んなランキングを作るつもりです。まさか一回しかオヌヌメランキング作らないとは思ってなかったです。いや、REIT業界にとっては大変喜ばしいことなんですけどね。

Dennis Gartman 投資の19のルール

 

さて、知人から回ってきたメール。いいこと言ってます。感想はこんな感じ。あとでソースを探さねば。

 

1.絶対に負けているポジションに追加投資をしてはいけない。

いわゆる一か八かのナンピンですね。厳禁です。とはいえ、自分が負けているかどうかの判断が一番難しいところなんです。シナリオをしっかり持ってないと見失います。慣れればロスカットなんて痛くも痒くもないのですが、自分の勝ちパターンを掴むまでは難しい。

 

2.傭兵のように戦え。
投資家の目的は正しいことではなく、儲けること。

 

さすがに個人投資家でこれを勘違いする人はいないでしょうね。機関投資家にはちょくちょくいます。平気で「マーケットが間違ってる」と言い放つ人間が。鼻白むってこんな感じなのだろうなといつも思います。

3.精神力は財産よりも重要。
負ければ財産も精神力も減ってしまうが、精神力は無限。

 

折れた数だけ人は強くなる。でも今の年で折れたら再起不能だろうなあ。20代前半で折れて良かった。チャートなんて見たくもなかったし。

4.投資は「安く買って高く売れ」の商売ではない。
高く買ってさらに高く売るか、安く売ってさらに安く買い戻すか。
強気は強気を生み、弱気は弱気を生む。

下がるまで買い上がる男inzaiです。安く売って買い戻すのは苦手。

 

5.強気相場では買いまたは中立のポジションを取れ。
逆もまた真なり。
例外は極めてまれだ。

昨日同じようなこと書いた気がします。強気相場か弱気相場かの見極めが(ry

 

6.市場は投資家が破産するより長く不合理であり続けることがある。
学者が何を言おうが、不合理が勝つことがある。

勝ちにまぐれの勝ちあり、負けに不思議の負けなしの逆ってやつですか。逆張りは怖い。でも必要。不合理に備えるには徹底したキャッシュポジションの管理が重要。

 

7.もっとも強いものに投資し、もっとも弱いものを売れ。

日産買うならトヨタ買わんかい!って話ですな。

 

8.ファンダメンタリストのように考え、テクニカル投資家として売買しろ。
テクニカルとファンダメンタルが一致した時にポジションを取れ。

私はファンダ中心の分析ですが徹底してテクニカルで売買します。無理やりにでも順張りで売買するよう意識を持っていきます。

 

9.投資は周期的なもので、いい時は少なく、ほとんどは悪い。

投資スパンを長くすればするほどいい時を掴みやすい。悪い時間も長くなるのですけどね。

 

10.単純な論理・方法を守れ。

 

書くこと。

11.経済を理解するより集団心理を理解しろ。

策士策に溺れることも忘れずに。まあ経済なんてどこまで行っても分かったつもりにしかならんのだけどな。

 

12.悪いニュースが出れば、それは氷山の一角。

 

こういうのがボラの源泉ですが、過度にファットテールを意識すると儲からない。腹6分目というポジション管理が重要。

 

13.勝ち試合には辛抱強く、負け試合はすぐに手仕舞え。

100%なんてあり得ない。手仕舞いしたら上がるなんてよくあること。でも仕切り直す精神力、財力が重要。

 

14.うまく行っていないことより、うまく行っていることをやれ。

何が上手くいってて何が上手くいってないか。現状分析できないことにはなんともだぜ。

 

15.自分の後始末はきれいにすること。

 

?? 掃除は苦手です。

16.自分よりたくさんの知識、準備、資金を持った奴がいる。

自分が一番下手で弱いと思ってます。隣に勘違い野郎がいると口出ししてきてとてもストレス。

 

17.市場の発するシグナルに注意を払え。

 

語りかけてくる自分向けのシグナルを見つけよう。

18.状況が変わったら、ポジションも変えろ。

 

細かくポジションいじってたら何とくなくポジションが奇麗になってることが多いです。ブログに書くとすっきり整理されてます。

19.すべてのルールは破られるためにある。
とは言え、それはとても稀。
天才のみが、いつ・どこで・なぜを知っている。

 

これさえやっていればなんてことはありません。

 

にしても良いルールだなあ。

さて、あと1ヵ月!

週末の日経新聞はどこ見ても景気良い!としか書いてなかった印象です。どん底からの反転で企業が筋肉質になってるおかげで利益が出るのは分かるのですが、我々小市民の生活は足元明るくなったものの、サラリーマンが遊んで暮らせる将来はやってきそうにありません。と思っているのですが、世間ではそんなこともないのでしょうか、inzaiです。こんばんわ。

 

いやー、ほんと難しい相場です。税制変更絡みの日本人からの売りを外国人が吸収したと言われればそんな気もしますが、そもそもその外国人ってメリケンなのか欧州なのかアジアなのか分からんと何ともいえん、そろそろ東証はそういうのを含めて開示してくれませんかね?

 

トレンドとして上は上で、ここまで押し目らしい押し目もなかったので買うつもりだった連中が買わされている一方、どこまで上がればいいんや?海外はなんとなく持ち直した感じになってるけど、そんな簡単にはいかんやろ?と思いながら指を咥えている人も多いかと。

 

特に自称機関投資家は元々そんなきっちり価格目線なんて持ってないのでレンジ相場ならテクニカルの決め打ちでなんとなくいけるものの、こういう自分で絶対的な水準を決めないと目線を失う相場は苦手な人が多くて、こうなると日経新聞のマーケット欄は毒にも薬にもならないマーケット話で埋まることが多いです。

 

私なんかは上司から新聞を読んでるかどうかも怪しまれているくらい自分の目線でしか動かない、というか見通せないときは見通せないと割り切ります。もやもやしてるときは順張りで大人しくというのが私の方針なのでほとんど動かず、海外株、日経平均のポジションをちょっとだけ落としたくらい。

 

ずーっと「もうやばい、絶対やばい」と言い続けるのは楽なんですが、それだとおまんま食い上げるので、警戒して駄目だったなら逆に行くに違いというある種の割り切りです。当てるときは当てるし、ボトムアップには自信あるので、そこが警報鳴ってないときは、指数の過熱感があろうがなかろうが順張り。頭と尻尾はくれてやれという相場の格言そのまんま。適当に買って適当に売る。ぶっちゃけ東証マザーズあたりのハイリスクハイリターンはひふみ投信に任せて、自分はアロケーションで取り損ねなければいい。

 

ただ、12月はほんとよく分りません。どっかで吹けば利食いを入れて押し目あれば1月までに買い直したいと思ってるんですが、たぶんみんな同じ考えなんでしょうね。ポジションゼロのまま1月を迎えるのが嫌だからちょっとずつ買い増す(私はもうお腹一杯にしちゃったので調整させてますが)だけで積極的には売らない。で、当然こうなると売る時はみんな売るので嫌なんだけど、みんな5月の再来を警戒しているので案外そこまでイケイケの雰囲気でもないので小さいボラティリティも出なくなってなおさら動かないと。J-REITもちょっとは下がってくれないとオヌヌメ分析を更新する気にもなりゃしない。利回り3.7%ってねえ、そら3年後の成長考慮すればまともな利回りになるかもしれませんがいまいまではそれ込みでもフェアバリューでしかないわなあと。グロス利回りで海外REITと比べて低いのは好かんでごんす。