投稿者「inzai-16」のアーカイブ

大暴落…しかし気持ちが盛り上がらない・・・

松井証券のトップに「当社に多く寄せられているご質問のご紹介(追証・入金・NISA等)」と出ててワロタ。血も涙もない男inzaiです。

やばい、これまじでやばい、みたいなことは年末から言ってて投資可能資産の半分はキャッシュだったので全然ダメージはありません。もちろん目減りはしてますが、J-REITはさほど売られてないし(買い向かえないという意味では不満)、US-REIT(そもそも年初来リターンはプラス、今晩どうなるか分りませんが)、債券もそれなりに値持ちがいい。ゴールドは言わずもがな。大きくやられたのって不動産株くらいですが、これだって怖くてETFで持ってたのでちゃらっと手仕舞いして終わり。ひふみ投信が一番やられたのかな。

ただ、ここから先、どうするのかノーアイデアです。落ちてくるナイフを掴みに行っても良いのですが、生粋のチキンゆえ大きなポジションを持てないし、そうなるとリターンってたかが知れてる。S安銘柄を見ているとかなりポジション調整は進んできてますが(当たり前)、需給が崩れた通信、自動車あたり拾ってみようかなあ。東証マザーズが1000pt再びという可能性も低くはないけどそんなバリュエーションを許容できる性格じゃない。調整遅れている米株もいまさらここでなあ、円高分は取りに行ってもいいけど、そうだドルを買おう、とか。だめだ、アイデアが湧いてこないです。とりあえず様子を見たく。

1月のまとめ

気がついてたら2014年も1ヵ月経ってました。inzaiです。おはようございます。2月頭は毎年同じこと書いてる気がします。バレンタインデーは誰に贈ろうかなあ!(嫌がらせ)

嵐の前兆のような1月が終わりました。
米株決算→期待外れ、というか企業業績の上放れ期待はまたも空振り。あの国、まじでコストカットと住宅だけか。まるで日本企業みたいだ。
日本株決算→(今のところ)期待外れ。円安のメリットは享受できているが経済の拡大は実感できず。
新興国→体力が付いただけで何も変わってない。

今年の目標は投資で損したくない、と書いたのは1月の記事の通りですが、かなり忍耐が求められそうな年になりそうな予感がします。みんなが幸せだった時期が終わって、これからは各国、各企業で競争を繰り広げるという当たり前の時代がまた戻ってきそうな感じ。投資する時は「みんなで幸せに」、引き上げるときは「自分さえ幸せならそれでいい」というのは原理原則。難しいのは今がどういう時期なのかの見極めです。対ユーロで弱かったドルが一気に戻してきて、その他通貨でジリジリ上がってたレンジも突き抜けそうになってきて、なんとか保ってきてた均衡(というか新興国への期待)はとりあえず完全に崩れてもおかしくない状況になってきました。アルゼンチン、トルコ、南アが突出して駄目だというわけではなく、国として自律まで時間を確保できなかったというだけで、当面はグローバル全体で体力勝負の時間帯になり、それは日本も例外ではないだろうなと。新興国がくしゃみしても先進国は風邪引かないなんて馬鹿な意見が出てましたが、国内企業決算見ている限り新興国に慎重なコメントもちらほらあり、これが三味線という可能性もありますが、イケイケではなくなってきたのかなあと。

ただ、幸せになれるパイは確実に減ってきてて、それはまだ続きそうなんですが、全部がダメかといわれるとそんなこともなく、景気の山谷ってそもそもそんな明確なもんじゃないし、新興国へのスタンスだってイチかゼロみたいな両極端という時代でもなく、小さいリターンならちょこちょこ狙える経済環境ではあるのかなと。個人投資なのでベンチマークに勝てばいいというもんではなくどうやってその小さいのを積み上げるか。

でも、正直、そういう勝率重視で回転効かせる投資は苦手です。だいたい積み上げたものをどっかでぶち壊すことが多い。不動産ETFを拾おうとしてみましたが、気合入れて買うというよりは去年と同じ小さい波を拾ってれば負けないんじゃないかというパターンになれば良いかなという程度。ほんとちょこちょこです。テクニカル分析で言えば絶対に買っちゃいけない、短期中期的に売りシグナルが出る直前、大負けしちゃうパータンが目前です。ずっと待ってた人が待ちきれなくて買おうとするのってこういう短期的に価格が安く見えるところなんですが、ちょっと視野を広げてみれば、この1年だけでももっと安いところで買える時期が沢山あったのに、そこで買えなかった点で勝負ありなんですよね。目をつぶって買っとけば儲かってたのにってやつ。バリュエーションで見ても、かなり高かった水準がやや高い水準まで落ちてきた程度で割安では全然ありません。26週線をすんなり上に突き抜けてくれれば有り難いのですが、そこの戻り売りを捌けるかどうかかなあ。やっぱりこういう中途半端な逆張りはしっくり来ませんね。みんなが言うとおり18000円台目指しなら、ここで拾わずいつ拾うって水準ではあるんですが、底値目途とか言ってた14500円がすんなり見えてきたなと。

日本リテールファンドが3物件売却、NBFが大阪のオフィスを取得…

よっしゃー、不動産ETF底値で拾ったったでー!>約定 3口。inzaiです、こんばんわ。そんなに狙ったつもりもなかったのに内出来とは。このもやもや感、久々です。

さて、本日、悲しいニュースがありました。日本リテールファンドが3物件(G DINING札幌、Gビル神宮前04、同G5)を65.6億円で売却しました。売却損は出てませんが、鑑定評価額70.9億円に対して7.5%ディスカウント。J-REITは鑑定評価額より下で買うことが多いので売る時は安くても仕方ない、なんて思うはずはなく、REITが安く買ってるのは鑑定評価額の差額をなんちゃって含み益として計上したいがためで、実態は実勢以上の高値買いも多いので、こんなに安く売ることは甚だ残念です。このGビルシリーズは買ってからリーシング始めたり(埋まるまで赤字)、リーシングしても進まなかったり、そもそも日本リテールファンドの配当利回りからすると保有してもアップサイドも寄与しなかったり(リテールファンドの評価が変わるほど都市型物件を揃えれば別ですが)、そもそもGビルってガンダムシリーズかよ!みたいな突っ込みもあり(この前ブルガリが退去した旗艦物件でありGYREジャイルのGらしい)評判悪かった物件ですが売却しちゃうようで、「だから言ったじゃない!」という声が沢山ありそう(個人的見解です)。前回のJ-REIT分析でも地に足をつけたファイナンスを期待します、と書いたようにどっか浮ついた雰囲気がこのREITの評価を下げてるんだよなあ(こじんて(ry)。

あと、NBFが大阪は堺筋のオフィスを追加取得しました。堺筋本町センタービル。月末に買うのはちょっと前にコミットしており株価も期待する動きもちらほら出てましたが、その結果が本町なのか正気かこれ。評価額のCR5.1%ってもうそんな時代なのか。ひょっとしてグランフロントって4.5%くらいなのか。賃料単価が安いのでその分のボーナスもあるのかもしれませんが、前期の稼働率80%、リリース時85%で、想定稼働率93%ってそんなバリュエーションで買っちゃうのか。いけいけだな。これで100%保有になってNBF堺筋本町になるのかもしれませんし、今回買った方がシェア大きいけどほぼ既存分と同じ価格なのはお得感ありますが、基準階面積470坪って胸張ってますが、テナントが50近くに分かれている中でもはやワンフロア面積なんて意味ないだろうに。なんとも評価しづらい。少なくとも褒めるところなんて何もありませんが、ボコボコの評価ということもなく。こうスカッとした物件取得って出ないもんですかねえ。

【まとめスレ】高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由

高層階の気圧とか微振動とかよくネタにされることですが、携帯の電波とかブルーライトと同じでダメな影響というかストレスにはなってるんだろうなあと思いますが、じゃあ避けなきゃならんかと言われると、それ気にしてたら現代生き残れないよというのもまた事実。サラリーマンなんて低層マンション住んでても、平日の大半は高層オフィス&電車で揺られているわけで。あー、隣のおっさんが頭おかしいのはこれか。そう考えると許すことができるかもしれない(絶対無理)

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