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不動産セクターが年初来マイナス20%に・・・

ジャイキリ30巻熱かったですね!久々に泣きました。今だけしかできないこの瞬間を大切にできる人間はほんと少ない。それを泥臭く表現してた。結論分かってても涙出てきた。一瞬を軽んじない大切さ。そう貴方のことだ。頼むから人並みに働いてくれ安藤さん(仮名)。こんばんわinzaiです。

クレディスイスの格下げが効いたのかクレディリヨネのセミナーの内容が悪かったのかぶっちぎりで年初来ワーストパフォーマーだった不動産セクターが本日もぶっちぎりで下がりました。三井不動産は結局昨年4月の高値が限界でほぼレンジのところまで下がってきました。ケネディクスなんかはピークからほぼ半値。どう見ても売りシグナルって言ってた通りで特に驚くに値しません。でもここまでスピード調整するとは正直思ってなかったです。なんとかフェアバリューくらいに戻ってきた感じですが、アクセル踏み続けた挙句にガス欠状態の株価なんで再びここに焦点が当たるのは追加緩和リリースされたときでしょうか。

不動産という有限のものを売買している以上、いつか需要は食いつくしてしまうし、参入障壁も低いビジネスなんで順回転が止まりつつある足元はちょっときついいなあと。元々期待半分で上がってたところが大きいので足元固めようにもどこに固い地盤があるのかちょっと分からない。J-REITの値持ちがいいのは正反対の理由なんでしょうね。ま、リテールが馬鹿みたいに資金集めているからで3月に入ればトーンダウンするような気もしますが年度末はまたちょっと特別なのかもしれません。1500きっちり抜けてきそうなんで3度目の正直。わくわくして待ちたいと思います。今持ってるポジションだけでここから作りにいくことはしませんが。。。

確定申告の時期ですかねー

出張で2週間ブログをさぼったinzaiです。こんばんわ。PC持って行ったんですがブログのパスワードをメモっていくのを失念してました。ありがち。その気になればJ-REIT分析の下書きとかやっといて帰宅即アップもできたはずですが雪で足止めくらったりで精神的にそんな気持ちになれず。

で今はサラリーマンの9割は税金を取り戻せるを読んでどうにかならんもんかなあと思いに耽っております。ウォールストリートジャーナルと各種専門誌だけでかなりコストかかっておりスーツを数着買えば簡単に税金戻ってきそうな気もするし、医療費控除も頑張れば、という感じですがだったらコスト削減する方が金額大きい。3000円買えばポイント5倍のドラッグぱぱすで帳尻合わせでノンアルコール飲料買うのに近い。冷静になれるか、俺。ふるさと納税とか引退した親を扶養家族に入れるのはありかもしれない。

さて、マーケット。ボラが高止まりするなか、短期的な需給要因があったにしろ無事に15000円まで戻ってきました。米株も米REITも中国以外のEM株もそれなりに堅調。しかしマーケットビューがドンピシャなのに1ヵ月でリターンが5%ってちょっと物足りない、というのは去年のマーケットで感覚が狂ってるせいなのか。そもそもエクスポージャーそのものは従前の記事通りかなり保守的で、不動産株は相変わらず鈍いパフォーマンス、新たに仕込んだ商社株とコモディティがそこそこ稼いでくれてますが、どうにも資産が増えない。うーん、先進国は去年のパターン、持ってれば負けないけど押し目は来ない様相を呈して参りました。ミクロは冴えないながらやれることはやっており、マクロも好転しつつあるような感じ。数字はいまいち冴えないけど潜在的な余裕が出てきたことは素直に評価したい。どこを見るかで100%判断が変わる難しい環境ではあるけれど。

J-REITで印象的なのはヒューリックリート。ヒューリックそのものが不動産セクターで時価総額4番目くらいなのかな?REITも素直にそれを織り込みにいった感じです。イオンリートのインデックスイベント見てたらそこを目掛けて買いたくなる気持ちは分かるしそこまでは買ったものは手放したくないでしょう。ずーーっとジリジリ上昇してます。利回りは楽観的な成長ベースで3.5%くらいまで上昇しました。上場初日に122000円で寄った後に1時間ほどウロウロしてたのはなんだったんでしょうか。遅れてきた優良不動産会社というか、鉱山を札束で買いまくったかつての商社のような印象しかないのですが、他のデベと比べてガツガツしてないのでREITにも優しいと評価されているんでしょうかね。ダルトンが買ってきたのが個人的には一番びっくり。見落としてただけでイオンも参加してのかなー。イオンの115,000円を見逃してヒューリックリートの130,000円を捕まえにいくようなブレ方はしないんじゃないかと勝手に思ってましたが、さすがにここまで上昇されると自分が間違ってる気にさせられます。数年をみた場合に他のオフィスREITに比べると安心感があるのは間違いない事実ではございますし、プロロジスリートくらいの外部成長は見せてくれると思ってはいますけどもうちょっと時間かかるんじゃないかなあ。不満があると言えばヒューリックが上昇してる分、他のREITが下がれればいいのにそういうわけじゃないかなら居心地が悪い。

日本リテールファンドが3物件売却、NBFが大阪のオフィスを取得…

よっしゃー、不動産ETF底値で拾ったったでー!>約定 3口。inzaiです、こんばんわ。そんなに狙ったつもりもなかったのに内出来とは。このもやもや感、久々です。

さて、本日、悲しいニュースがありました。日本リテールファンドが3物件(G DINING札幌、Gビル神宮前04、同G5)を65.6億円で売却しました。売却損は出てませんが、鑑定評価額70.9億円に対して7.5%ディスカウント。J-REITは鑑定評価額より下で買うことが多いので売る時は安くても仕方ない、なんて思うはずはなく、REITが安く買ってるのは鑑定評価額の差額をなんちゃって含み益として計上したいがためで、実態は実勢以上の高値買いも多いので、こんなに安く売ることは甚だ残念です。このGビルシリーズは買ってからリーシング始めたり(埋まるまで赤字)、リーシングしても進まなかったり、そもそも日本リテールファンドの配当利回りからすると保有してもアップサイドも寄与しなかったり(リテールファンドの評価が変わるほど都市型物件を揃えれば別ですが)、そもそもGビルってガンダムシリーズかよ!みたいな突っ込みもあり(この前ブルガリが退去した旗艦物件でありGYREジャイルのGらしい)評判悪かった物件ですが売却しちゃうようで、「だから言ったじゃない!」という声が沢山ありそう(個人的見解です)。前回のJ-REIT分析でも地に足をつけたファイナンスを期待します、と書いたようにどっか浮ついた雰囲気がこのREITの評価を下げてるんだよなあ(こじんて(ry)。

あと、NBFが大阪は堺筋のオフィスを追加取得しました。堺筋本町センタービル。月末に買うのはちょっと前にコミットしており株価も期待する動きもちらほら出てましたが、その結果が本町なのか正気かこれ。評価額のCR5.1%ってもうそんな時代なのか。ひょっとしてグランフロントって4.5%くらいなのか。賃料単価が安いのでその分のボーナスもあるのかもしれませんが、前期の稼働率80%、リリース時85%で、想定稼働率93%ってそんなバリュエーションで買っちゃうのか。いけいけだな。これで100%保有になってNBF堺筋本町になるのかもしれませんし、今回買った方がシェア大きいけどほぼ既存分と同じ価格なのはお得感ありますが、基準階面積470坪って胸張ってますが、テナントが50近くに分かれている中でもはやワンフロア面積なんて意味ないだろうに。なんとも評価しづらい。少なくとも褒めるところなんて何もありませんが、ボコボコの評価ということもなく。こうスカッとした物件取得って出ないもんですかねえ。

産業ファンド、、あの下げはなんだったのか・・・

昨日2.5%のディスカウントで本日3.4%上昇。足すと・・・inzaiです。こんばんわ。

久々に公募増資っぽい価格推移でした。PO発表直後は配当成長を示したことで上昇したものの、多くの人はなんでや?という感想を持ったでしょうし、株価もその通りのジリ下げ。とりあえずショートセルが乗ってくるのはいつものパターンですが、そのまま下まで引きずられてしまいました。日本ロジ、GLP、プロロジスと利回りが完全に逆転するあたり「やりすぎやでー」という感じでしたが、84万円を割れたあたりでギブアップ。それだけこの銘柄にはファンがいないということか。

上昇してからこんなこと書いてもしょうがないですが、ちゃんと見るとそんなに悪くないPOだったと思いますし、まだ遅くない。もう一段の調整狙いで2014年はじっくり狙うのもありな銘柄じゃないかなあと。ただ、名古屋タンクターミナルとかわざわざ契約期限が近い物流施設とか分かりにくい!目論見書をちらっとだけ見てそんなもんプラス評価できるかよ!というのも素直な感想。これまで配当金をガンガン伸ばしてきた分、期待値が上がってたのも事実だと思いますが、エンドテナントがしっかり見えてたこれまでのPOと比べると、ん?三菱商事っぽさが欠片もないと思われてもしょうがない。タンクターミナルは伊藤忠のもんですし。来年に期待(丸投げという)

とはいえ、かなり上がりきってる感のある日本ロジスティクスは1月配当落ちで軽く調整もやむなしかな。この高さはちょっと怖い。この利回りなら配当金を大きく伸ばせるとはいえ、これまでの流れからするとそれなりにピカピカの物件を買いそうですが。プロロジスもかなりきついところも上がっているのでどっかで産業ファンドと入れ替えのタイミングあっても不思議じゃない。しかし物流ブームはすごいなー。

アドバンスレジデンスとコンフォリアのPO結果!

どうやら1月のPOはもう終わりなのか…?これくらいで勘弁しといてやるか、inzaiです、こんばんわ。前のうちのサイトはいつまでJ-REITブログの検索トップなんでしょうね。記事3件しかないのに。それだけJ-REITの存在が地味なのでGoogle先生をもってしても情報が更新されないということなんでしょうか。

それはさておき、アドバンスレジデンスの公募価格が213,330円(利回り4.2%)、コンフォリアが712,530円(利回り4.5%)。良い感じで決着しました。ずーっと同じくらいの配当水準だった大和ハウスレジとアコモデーションファンドの利回りが4%を切ってきたことを考えると出遅れ+POディスカウント分はお得感があります。とりあえず目先の配当が欲しい人には魅力のないディールかもしれませんが、長期保有で利回り欲しいひとからするとこういう(時価-予想配当)×ディスカウントというディールは安心感があります。売って良し保有して良し、みたいな。

特にコンフォリアの4.5%はお得感あります。地方と小さい物件がやたら多い日本賃貸住宅の4.9%と比較しても良い感じ。時価総額が小さいのでこれからも山あり谷ありかもしれませんが、アドバンスレジデンスが地方物件と駅から遠い物件を集めたのに対し、コンフォリアは都心ど真ん中の物件をしっかり取得(これからもこういう取得ができるかといえば難しいでしょうけど)。資産総額は1000億円を超えてきて、POローンチ時の調達見込みより15億円くらい上乗せできたので、フルエクティで物件取得すれば200円くらいは上乗せできるのかな。積水ハウスSIもそうでしたが、小型住宅REITが中堅になる時の瞬間って楽しいですよね。資産規模で言えばアドバンスレジデンスが遥か彼方ですが、時価総額を1.5倍にするってことはインデックスイベントも大きそうですし、個人投資家の売りを吸収したあとって感じなんでしょうか。コンフォリアのステマ記事見たいになってますが、それだけアドバンスレジデンスとか大和ハウスレジの最近の取得物件が気に食わないって話です。取得環境はみんな同じなので毒も食ってしまえるこの2つが強いってのもまた事実ではあるんですけどね。そう考えるととても厳しい住宅REITが一つだけ、小さいのも入れると2つ、いや、なんでもないです。げふんげふん。