土曜日?何それおいしいの?日経の法則発動でJ-REIT大幅安。

NHKスペシャルのダルビッシュ見逃したぁ!!日曜日の夕方から再び仕事モードで気が付いたら10時だったinzaiです。こんばんは。たまには受信料を回収しようと思ってたのに。。

ただでさえ決算説明会の時期はバタバタなのに、下期の着地がブレブレの環境で時間なんていくらあっても足りんという状況です。

そして日経新聞がオフィス市況底入れと書いたばかりにJ-REIT市場が昼から大幅安。前場は重いなあという感じながら引けにかけて何とか年初来高値の水準まで戻したのに、昼から大崩れ。売買代金は高水準を維持したものの、誰かが手締まった感じ。買い手がいない銘柄はボロボロでした。

米中の政治要因、ギリシャのバタバタといやな感じありつつ、やっぱ為替がリスクオフに動いているのが一番アレな感じです。胃が痛くなってきた。

雇用統計つよい!15万人超えてきた。

事前予想の12.5万人超えで一気に80.50円を突破。順張り相場続きます。こうなってくると中期的なリスクオン相場継続で押し目も入りやすくなってしまう恐れ。日経平均はとりあえず9500円まで行けるかどうか。どこで連日年初来高値のJ-REITを利食うとするか。

ケネディクス不動産リートが半年前に買った金沢のビルを売却

なんということでしょう。

7億円の物件を売って売却益1億円出したのに期初に売ったことによるCF喪失と相殺されるため業績予想は変えませんてなんということでしょう。

この7億円の物件は年間2億円も会計上の利益を出していたということなんでしょうか。言ってくれたら買ったのに!

1週間前に出したばかりの予想利益にはこの売却益で嵩上げした分も織り込んでましたって言えば良いのにね。

大和ハウスリート、評価は二分っぽい

サンディすげえ!株式市場止めやがった!!と大騒ぎしても自分には一切関係のないinzaiです。こんばんは。

そういえば大リーグは何気なく試合して優勝決まってましたね。NYのチームで東海岸はみんな家にいるので視聴率もすごかったのではないかと想像してます。適当なコメントしているあたり私のMLBの本気度がうかがえるかと思います。

えー、大和ハウスリートはスポンサーのクレジットと利回りの高さで評価する人と、「何言ってんだ馬鹿、あんな価格で買うなんておかしい」という人で大きく分かれるような印象です。

あの値段はやや高いんじゃないかって普段肯定しかしない人が言っててびっくりしました。JREやJPRのように目玉の飛び出る価格で超一級の不動産を買うのは許容できても、どう見ても不動産として高く評価できないものにそこそこの値段が付いてるのは我慢できなかった模様。

あー、そういえばこの人は新興不動産会社が元気良い時に日本いなかったもんなあ、いたら毎日悶絶してたかもなあ、と感想述べている私は悪くても安ければそれで良い(というかREITはそれで良いと思うのですよ)という人間です。

ちなみに私の評価はここで述べている通り、何だかびみょーという印象。アクティビアと一緒で良い物件を見るか悪い物件を見るかで大きくバリュエーションが変わるREITだと思います。いま、大和ハウスが仕込んでる物流ばかりだと高く評価できるのになんで小さい物件入れてくるかな(答:誰も買ってくれないからです)。

IPOリリースしてから値決めまでちゃっちゃと決めちゃえばよかったのにね。

にしてもJ-REITはどこまで上がるのでしょうか。売りをきっちりこなしてる感じもあり、毎日毎日力強い動きが継続。ニッセイアセットの毎月分配型J-REIT投信がインデックス対比でものすごいお金を集め続けてますね。もっともっと頑張ってほしい。機関投資家のみなさんももっと頑張ってほしい。笑いが止まりません。今年は良い正月を迎えられそうです。

 

J-REIT分析 2012年10月28日(日銀決定会合)

昨日書いたJ-REIT分析を読み返してみましたがちょっとひどいですね。すいません。日本リテールファンドまではちゃん短期的な材料を突っ込んでるのに、それ以降はちょっと柔らかい話に終始してしまいました。あとランキングがないとやっぱり話が締まりません。細かいニュアンスの違いもランキングにすれば言いたいことが自分の中でもすっきりするので必要です(以上、独り言)。

さて、マーケットの期待が高まっている日銀決定会合。事前にポロポロ漏れているので、多少ネガティブだった場合のポジション調整すら進んでいる印象を受けます。

注目はなんといってもJ-REIT。2010年12月から25カ月で1200億円買ってきた日銀が今後もこのペース(48億円/月)を維持するのか?日銀保有比率が5%に近い東急リートを買入対象から外すなど(4.8%以上を外すとすると次回は3~4銘柄が外れることになりそうですが)や場当たり的な運営が目につき始めただけに、緩和するのはコンセンサスだとしてもその金額、手法、買入期限に大きく注目が集まります。

FRBのように無期限のオープンエンドをやるとは思えませんが(現行では日銀のバランスシート運営には色々な制約があるので)、政府からプレッシャーを受けている中、どのようなアクションを起こすのか。

J-REITがじり高を続けているのでマーケットの温度を把握しかねているのですが、ロングの投資家が粘っこく買っているようなので仮に100億円/2013年6月まで、とか300億円/2013年末までとかただの既存の延長に終わった場合に調整見せてもすぐに買いが入りそうですね。債券が枠拡大しただけなのにETF/J-REITだけ新しい手法を導入するってのも考えにくいですが。

仮に「J-REIT買い入れは実体経済に影響しないから延長なし!!」なんて大英断が下されたらこの水準で仕込んだなんちゃって長期投資家はきついでしょうねえ。。どうモデル組んだら効果ありにできるのか想像できませんけど、まあ不動産業界だけは好調と言えないことはありませんし。