3463 いちごホテル」カテゴリーアーカイブ

マザーズ溶解…いちごホテルは大幅下方修正へ(但しコロナウィルスの影響は未定)

inzaiです、こんばんわ。マザーズとJASDAQの溶解がひどい。ひふみ投信もひどい。台湾株もひどいし、タイ株もひどい。半導体株もひどい。まだ高値圏なので余裕かませますが、これが数カ月続くと精神に来そうです。そもそも期待先行で上がってたマーケットにファンダメンタルズが追随しかけて一安心と思ったところにこれですからね。しんどい。

さらにひどいのがいちごホテルリート。権利落ち後の本日に物件売却を発表し、1月期分配金を4,700円から8,321円に大幅上昇。そんなこと言われても既に時遅しなのに2020年7月期分配金を-26.2%と大幅減。ホルダーにとってはたまらないプレスリリースとなりました。そもそも本日のいちごホテルは権利落ちで分配金を上回る-6%安を記録したのに、ここで拾った人には弱り目にたたり目。利回り5%水準としても投資口価格はここから30%安となります。売却した資金で物件買って多少はカバーできるんでしょうけどひどい数字です。あと、東証のルールでは権利落ちは予想分配金ベースで行われますが、こういうケースってどうなるんでしょうね。落とすべき金額とのギャップがこれだけ大きいパターンは初めて見ました。ファンドマネージャー泣かせ。

なお下方修正と言ってもこれ、コロナウィルスの影響は未定のため織り込んでないそうです。せめて物件売却は2日ずらして7月期に計上してやれよって思います。

ホテルリートの5月月次

足立音衛門のパウンドケーキはどれも美味い。inzaiです、こんばんわ。栗のテリーヌが至高と思ってましたが、大人しめに見えるチョコチップケーキもがっつりブランデー効いてて堪りません。三越伊勢丹の株主優待券も届いたし、全種類制覇したいところ。

さてホテルリートの5月月次が出てきました。先月の10連休が(先月!?)どう業績に響いてくるか注目度高かったのですが、数字としては何とも言えない感じでかろうじて前年比プラス。10連休後半はホテルも空いていると言われていたことを考慮すると思ったより良かった、と言うべきか、いや絶対値としては休日多いのにこれではなあと言うべきか。後者かな。

5月のインバウンド消費が強かったのでもうちょっと景気の良い数値を期待したのですが、宿泊代を抑えられたから消費に回ったのでしょうか。うーん。

ジャパンホテルリートの5月月次
稼働率 87.5% 対前年+0.1%
ADR  15,276円 対前年+2.3%
RevPAR  13,362円 対前年+2.3%

いちごホテルリートの5月月次
稼働率 86.4% 対前年-2.8%
ADR (円) 8,455円 対前年+4.1%
RevPAR  7,309円 対前年+1.2%

大江戸温泉リートの5月月次
客室稼働率 84.8% +2.0%
ADR(円) 30,262円 +1.1%
RevPAR(円) 25,662円 +3.1%

本日の騰落率トップ:3日続けていちごホテル(2018年4月25日)

東証REIT指数 1720.35pt 前日比-0.23%
いちごホテルリート投資法人  前日比+1.67%
積水ハウス・リート投資法人 前日比-3.73%

J-REITは配当落ちを考慮すればギリギリ7連騰?しっかり底堅い日が続きます。投信からの流出も減少傾向にありますし、目標は高めにGWを挟んで10連騰!と行って欲しいですが、GW谷間はETFの設定も一段落するでしょうし難しいかも。地銀の皆さんは休んでる暇あるのかな?米国金利3%超えでまだロスカットあるでしょうから頑張ってJ-REIT買ってくれないものか。

本日のトップはいちごホテルで3日連続。こういうの珍しいです。売却益の上方修正って5%くらい一気に上がって落ち着くケースが多いのにジリジリと上昇継続。大和証券オフィスをかろうじて抑えて本日もトップ。本日は3月月次がリリースされ変動賃料ホテルのRevPARは+0.4%。京都、大阪、売却予定の浅草の落ち込みを札幌、福岡でカバー。上も下も壁が見えないなあ。

積水ハウス・リートは昨日、負ののれんを発生させるためとしか思えない引けの買い(積水ハウスレジの売り)の影響+権利落ちの影響で大きく下落。2日前と比べると横ばいなんでこんなものかと。

本日の騰落率トップは2日続けていちごホテル(2018年4月24日)

東証REIT指数 1724.37pt 前日比+0.40%
いちごホテルリート投資法人  前日比+2.33%
積水ハウス・レジデンシャル投資法人 前日比-2.22%

東証REIT指数は6日連騰です。この日替わりでジリジリ買われる感じ悪くない。明日は4月の権利落ちなのでどういう動き出てくるですかね。

トップは2日連続でいちごホテルREIT。昨日書いた通り良い物件売却だと思いますし、ジャパンホテルリートの3月月次も悪くなかったし、2期先までの配当利回りだけ見れば6%超えているし、良いこと尽くめ。思い切った判断だけにこういう株価のリアクションあると嬉しくなりますよね。京都の2ホテルはすごく苦戦しており、本当に大丈夫なのか?という一面もありますが、今のところ局地的なショックに留まっております。

最下位は積水ハウスレジデンシャル。5月に合併するので今日が最終売買日。今はなきジョイントコーポをスポンサーとするジョイントリートを積水ハウスが買収し(なぜオリックスじゃなかったのか今となっては忘れてしまいました)、商業を何とか売却し住宅特化REITとして目処がついたタイミングでなぜか積水ハウスリートと合併し消滅することとなりました。個人的には色々と財務の勉強させてもらったREITです。スポンサーってこんなに大事なのねと。

本日の騰落率トップはいちごホテル(2018年4月23日)

東証REIT指数 1717.53 前日比+0.39%
いちごホテルリート投資法人  前日比+3.13%
日本アコモデーションファンド投資法人 前日比-0.52%

いちごホテルは資産売却で2019年1月期を上方修正。素晴らしい判断ですし色んな意味で上手いやり方だと思います。2018年7月期は半分過ぎてますから大きく分配金が変動するリスクはないでしょうし、2019年1月期に増配が見えていれば買いやすい人も多い。株価が上昇すればファイナンスしてして外部成長も可能。その場合、多少の希薄化は避けられなくとも中期的にはWIN-WINのパターンかと。自己投資口買いと言い資本政策に積極的ですね。21物件のうちの1物件を売ってしまったのですから、その後をどうカバーするか。単純にDPU成長を考えると地方物件、スポンサーへの売却益計上を考えると都心のリノベホテル。