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東証REIT指数は小幅安でも大型銘柄が総崩れ

今日は疲れているので短めに。inzaiです、こんばんわ。

J-REITは朝から大型銘柄が総崩れ(個別銘柄は後日アップ予定)。三鬼商事の数字が悪かったのも一因かもしれませんが朝から崩れてたからなあ。日興のレポートも効かなかった。

あと、振り返ると今回のクラッシュもやっぱり大幅安→大幅リバウンド→三日ほど小動きというパターン。最後のところで買えば損失限定できるんですがやっぱり下げてる途中で手を出しちゃいます。ここをもうちょっと我慢できればと思うのですがどう見ても安いとついつい買っちゃう。ここは今後の課題。NISA口座はリバウンド後に買えたのですが、ここは最初から直観とは違うトレーディング手法にしようと思ってたからで、こういう割り切りが必要なんでしょうね。仕事だと説明責任があるのでリスク分散するのですが、個人だと誰も止めてくれませんからねえ。難しい。あとはここから二番底をつけにいくか、ファンダを織り込む動きになるか。昨日書いたように、ここから先には需給以外でも動くと考えています。となるともう一回買い場が来ると考えています。上手く底値で拾った人が利食うタイミング来ると思うのですが。。。モーゲージREITだけは良く分かんないです。壊れた分、まだ戻りもあるような。ちょうど色んなプロダクトが25日トレンドラインにぶつかるタイミングだし波乱あっても不思議じゃない。ってかここをあっさり抜かれると早いかもなあ。次の押し目はシビアになる。

鉄火場はとりあえず一巡

すごい自粛感を感じる。今までにない何か熱い自粛感を。風・・・なんだろう吹いてきてる確実に。inzaiです、こんばんわ。さすがに人が減ってきましたね。飯田橋はいつもの1/4くらいです。ってか飯田橋に不要不急じゃないオフィスとかありますかね?

さてさて、まだボラティリティは残ってますが、売りが出れば買いが入るパターンが増え始めたJ-REIT。ちょっと安心感も出てきました。今日も朝からJPRが9%ほど売られたり荒れ模様と言えば荒れ模様ですが、その後の反発を見ていると海外からの朝の売りさえこなせば国内の下げ圧力は少ないという見方でしょうか。実際、ETFや公募投信はずっと買い越しだったのにあれだけ下げたJ-REITが異常だったわけで、そういった目に見えにくい需給は解消されてきたのが足元の状況かと。すなわち度胸と運があれば大きく稼げた鉄火場はとりあえず一段落という感じです。当ブログがずっと言ってた1450ptがサポートラインになったとも言えなくもないですが、まあまぐれです。ちょっとでも参考になってれば幸いでございます。

ここから先は外部要因とファンダメンタルズが中心になるかなと。売りが出れば買いも出るし、買いが出れば売りも出る地合いは続くでしょうけど、明日上がるかどうかではなく1週間後にどうなってるのか考えれば相応に報われるマーケット。そういう意味では今の水準は安くも高くもない。大手デベロッパーや商業施設が賃料減免のニュースが出始めたのはここ数日の話ですし、ホテルも本格的に閉鎖の話が広がってきました。それ自体はサプライズがなくネガティブな話を一度織り込んで下に行ったとは言え、戻ってきたことを考えるとそれなりに楽観的な空気もあります。東証REIT指数1600ptで取得してP/NAV倍率1倍を素直に超えるかな?下げ渋ってた住宅、物流が横ばいで大きく売られた商業や総合型が回復するシナリオはあるかもしれませんが、割安感が強いかどうかで言うとなんとも。買うには悪くないし、売るのはもったいないという意味では安いんでしょうけど、ボラティリティの対価としてはどうなのかなー。

国のサポートがあると言っても全ての企業が救われるとは限らない。既に従業員を解雇したニュースは出てきてますし、再開しようとしても人が戻ってこない業態もあるでしょう。そもそも1か月で緊急事態宣言が収束することなく、数回の山があると考えるのが自然。パニック的な金融機関の売りも止まったように見えますが、下がれば売るし、金利が上がれば売る。あと自粛モードの中で買い迎えるかというのもなんだか怪しい。そもそもコロナショック以降、まともな決算が出てませんですしね。来週から2月決算が始まるのでそれ見てからでも良いかなーと。少なくともポジティブサプライズはないと思いますが。。。

 

東証REIT指数は1,541.13pt(+8.59%)

上昇して楽観視してるわけじゃないですが、リーマンショックがなぜあれほど深い影響を与えたかというと不透明感、この一言に尽きます。数々の賞を獲得したこの本 フォールト・ラインズ 「大断層」が金融危機を再び招くには詳細に記載されてますが、人類史上最大規模のレバレッジが複雑に絡み合い、恐怖が恐怖を生んだのがリーマンショックだったわけで、今回のコロナショックは言わば普通の不況に分類されるのかなと。ただ、借金は悪、手元キャッシュは天から降ってくる、内部留保は贅肉、ROEこそ至高と言った情報技術の発達と言った過度に中銀の緩和スタンスに寄与した誤った経済、金融知識の広がりが未曽有のショックを呼び込んだのかなと。もちろん、傷あとはリスク許容度の低下という形で残りますが、株式市場は浅はかな投資家を一層したという形で少し健全になったのかなあと思ったり。

悩む

2番底つけに行くなら待った方が良いが、悪材料がピークアウトしているネタもある。とりあえず最低限は買い増しできたがここから先は悩ましい。時間的にも調整感は十分なんだけど、リターンはさほど高くはなさそう。うーん。などど悩んでいるinzaiです。

東証REIT指数は1,581.94ptと一段落、、、日銀砲は不発

荒っぽい動きが少しは落ちついたと思ったら次から次へと売りが襲ってくるJ-REITマーケット。心が落ち着きませんね。inzaiです、こんばんわ。

23日に書いたように日銀砲は今のマーケットの大きなテーマです。大幅高だった23日に40億円突っ込んできてマーケットが盛り上がり24日、25日はお休み。これはまあ想定内ですが、前日比マイナスで注目された本日後場も入ってきませんでした。これでなんとも言えない微妙な雰囲気が出てきました。

というのもこんなに売買代金が膨らんでいるのは、トレンドが出やすい相場付きになっていることもありますが、やっぱり日銀を恐れたショートスクイーズが大きかった。逆に言えば、混乱の最中でそれくらいしか買い材料がなかったわけで、その梯子が外されると脆く崩れる。今日の後場はそんな空気が出てました。もちろん1150ptから40%も上昇したのだから下げて然るべきなのですが、下げ方が戻り売りを狙ってた人が慌てて売って来た感じ。年度末前に処分したい人もいたのでしょうけど、混乱が混乱を呼ぶ地合いはまだ残ってるのかなあと。

もちろん金曜日は週末前でポジション整理が出やすいし、ロックダウン東京のカウントダウンで海外からの売りを恐れた人もいたのでしょう。でも、売りが増えたというよりは1枚皮をむけば買い手がいないマーケットの怖さを垣間見た気がしました。

楽観的に考えればロックダウンしてない大都市なんて東京くらいだし今更恐れることなんてない。コロナなんて来年になれば、仮に悲観的に見ても2年後には懸念もなくなってるでしょうから、四半期、半年先しか見てない雰囲気投資家は消えて、腰の据わった投資家だけが残ってるマーケットなんで再び1150ptを見ることはないだろう。

一方で、悪いニュースが表に出てくるのはこれから。悪い話は事実で買え、なんて言いますが既に悪い話が出てきそうという段階で上昇をこなしてしまったので、悪い話は素直に順張りになりそう。ホテルリートの月次業績後の売られ方見るとそんな感じ。何を期待して買ってたの?みたいな。

すんなり二番底を形成してくれると良いのですが、年度末前後に変に粘って売りが捌ききれないままぐちゃぐちゃな形で下に向かうのは避けてほしい。次はもっとゆっくり底値で這って欲しい。まあ、マーケットに対し期待してる時点で負け確定なわけで少し頭を冷やさないとな。

1450pt水準なら悪くないって目線は変わってないのですが、銘柄間のパフォーマンスが滅茶苦茶だし、同じ水準で買うと分散投資の意味がないからもうちょっと慎重になりますが、安いと思ったタイミングで買わないと買いそびれるのがJ-REITだからなー。