J-REIT」カテゴリーアーカイブ

本日の騰落率トップは三菱地所物流リート(2018年5月2日)

東証REIT指数 1719.93pt 前日比-0.49%
三菱地所物流リート投資法人  前日比+1.25%
日本ビルファンド投資法人  前日比-1.94%

3連休の中日、皆様いかがお過ごしでしょうか?

J-REITは昨日に続いて引けにかけて売られるパターン。昨日はわずか-0.01%の下げだったので本日しっかり上昇したらここから出直しかと思ってましたが、海外からアロケーション変更と見られる売りが重しになりました。じたばたしてもしょうがないので、来週からの月曜に期待。いや、警戒。

本日のトップは三菱物流リート。昨年9月に上場したのにカテゴリ作ってませんでした。私は半年間も何してたんでしょうね。

現在、勝ち組と言われるREITの特徴は低LTV、外部成長の豊富なパイプライン、築浅でコストのかからないパイプライン、そして成長余地です。三井不動産ロジがフロンティアの失敗を反省して成功させたシナリオ。三菱物流リートもそのシナリオを模倣しようとしたのですが、主要物件のロジポートはラサールロジと共有(向こうが所有権)、後発組なのに築古の物件あり、パイプラインはちょっと遠い未来、と目先のカタリストに欠けることから2月の権利落ち以降、ズルズル下げてきました。三菱の名を冠した初のJ-REITで、何やら三菱グループのトップ会合の許可を得たとドヤ顔だったようですが、J-REITの投資家は中身しか見ないから関係なかったですね。それでも、決算発表のタイミングとNAV倍率1倍の値ごろ感でやっと下げ止まりつつあったところからの本日の上昇率トップ。REITは何もしてないのに投資口価格はドラマチックな展開になってます。

NBFは大和証券の大村アナリストがネガティブなレポート出したことで大幅安。上がりすぎてましたから当然っちゃ当然のリアクション。昨年後半から大村アナリストは当たってる気がします。

本日の騰落率トップはインベスコオフィス(2018年5月1日)

東証REIT指数 1728.48pt 前日比-0.01%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人  前日比+1.09%
ジャパン・ホテル・リート投資法人  前日比-1.93%

東証REIT指数は間違いなくプラスで引けるかと思いきや最後に滑って-0.01%。でも、出来高少なくて大きなインデックスイベントがあった割にはしっかりしてたと思います。

本日のトップはインベスコオフィス。昨年6月に自己投資口を実施し、上手い物件売却もあり今年に入ってからのオフィスREIT上昇の波に乗って、その上昇分を発行済投資口数の30%を超える大型増資かつポートフォリオクオリティの質を下げるような取得で帳消しにして、本日のインデックスイベントは何とか上昇にこぎつけました。下がるところまで下がってる感ありますが当初のピカピカ感は薄れてきました。

それよか中途半端に放置されてた大和住銀はSMAMと合併するのですね。大和証券側が粘ったのか分かりませんが、もっと早く合併してやれば良かったのに。REITの世界だけで見るとSMAMはシンガポールにも拠点構えてますし良い会社に見えるけど社風は完全に銀行のアレなんで厳しい環境を望む人にはおすすめかも。

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本日の騰落率トップは日本アコモ(2018年4月27日)

東証REIT指数 1728.48pt 前日比+0.34%%
日本アコモデーションファンド投資法人  前日比+1.98%
日本ロジスティクスファンド投資法人 前日比-0.76%

J-REITは6連騰の後、権利落ち日の小幅反落を挟んで2連騰。実質9連騰です。そんなに上がってる気もないのですが、1700ptを超えると売りが止まらないなんて嘆いてた期初が遠い昔に感じます。農中の奨励金の金利引き下げは、行き所をなくしたお金が流れ込んでくるかもという面ではJ-REITにはプラスでしょうけどもっと引き下げても良いですよね。政府系金融機関は民業圧迫してるだけで何かの役に立ってるとは思えない。それなのに給料めっちゃ高いし(羨ましい)。ほんと生まれ変わったら農中入ってのんびり過ごしたい。それはともかく、このニュースはプラスと思いますが、農中系のETFの残高が足元で急増していたのでまったくの新しいニュースでもないかもしれません。

本日のトップは日本アコモ。4月11日19日以来、4月3回目のトップです。6日をボトムに決算前の11日から上昇し始めて、決算発表後の19日にもトップ。配当利回りは3.6%まで下がってきました。元々アウトパフォームの傾向にあった住宅REITですが、好調な決算に加えて、かぼちゃの馬車問題やGWの東京近郊の分譲マンションのびっくりするような値段を見て高クオリティの賃貸マンションはまだまだイケルという判断なのかもしれませんね。


本日の騰落率トップはグローバルワン(2018年4月26日)

東証REIT指数 1722.67pt 前日比+0.13%
グローバル・ワン不動産投資法人  前日比+1.40%
スターツプロシード投資法人 前日比-1.05%

いちごホテルの4日連続トップはならず。上昇した時間帯もありましたが小幅反落に留まりました。変わってトップは最近の好調銘柄グローバル・ワン。色んな会社がスポンサーに名を連ねてますが、今のメインは明治安田生命で、MUFGがちょこちょこ口出してくる感じ。3月に権利落ちしてからほぼ右肩上がりなのは、3月に自己投資口を償却して、主力物件のTK南青山から東急不動産が退去することも発表されて悪材料も出尽くして、そこから中堅オフィス銘柄選好の流れに乗ってから。そういえば昨日は森トラストのオフィス供給量調査が発表されて、2021年以降は供給量が減少という話も出てました。今から土地仕込んでもそれまでに竣工できるほど先の話ですけどね。


本日の騰落率トップ:3日続けていちごホテル(2018年4月25日)

東証REIT指数 1720.35pt 前日比-0.23%
いちごホテルリート投資法人  前日比+1.67%
積水ハウス・リート投資法人 前日比-3.73%

J-REITは配当落ちを考慮すればギリギリ7連騰?しっかり底堅い日が続きます。投信からの流出も減少傾向にありますし、目標は高めにGWを挟んで10連騰!と行って欲しいですが、GW谷間はETFの設定も一段落するでしょうし難しいかも。地銀の皆さんは休んでる暇あるのかな?米国金利3%超えでまだロスカットあるでしょうから頑張ってJ-REIT買ってくれないものか。

本日のトップはいちごホテルで3日連続。こういうの珍しいです。売却益の上方修正って5%くらい一気に上がって落ち着くケースが多いのにジリジリと上昇継続。大和証券オフィスをかろうじて抑えて本日もトップ。本日は3月月次がリリースされ変動賃料ホテルのRevPARは+0.4%。京都、大阪、売却予定の浅草の落ち込みを札幌、福岡でカバー。上も下も壁が見えないなあ。

積水ハウス・リートは昨日、負ののれんを発生させるためとしか思えない引けの買い(積水ハウスレジの売り)の影響+権利落ちの影響で大きく下落。2日前と比べると横ばいなんでこんなものかと。